ジャズドラマーちぐさ~ジャズな生き方で自分を解放しよう!

ジャズドラマーちぐさ、ジャズな生き方で自分を解放する試みをしています。少し疲れた時、ジャズの名曲と共にジャズな生き方で楽になりましょう。

たくさんいる中の1人に埋もれないために、自分を打ち出す2つの方法


Chet Baker & Bill Evans - Alone together


新年早々ですが…、いや、むしろ、お正月の中日でアクセス数下がるからこそできる!
2018年初の本音を、ぶっこみます。


今の時代、何事も普通や真面目だけじゃやっていけない。
はっきり言って、あなたよりイケてる(外見の)人はたくさんいるし
あなたより能力の高い人だってもちろんたくさんいる。
でもね、その中で抜きんでたナンバーワンになるのは至難の業。
たとえば、スマホで綺麗な空の写真を撮るのが好きだとしても
同じスマホを使ってみたら、断然プロの方が優れているから。
あなたのインスタ映えする空の写真にいいねをくれてる人は
はっきり言って、あー見たよはいはい、てやってるのが半分ね。


でもね、この際そんなインスタの話なんてどぉーでもいいんです。
たくさん人がいる中で自分を打ち出すためには
方法は2つあるのです。
1つ目が、○○といえばあなた、的な一極集中タイプ。
ジャズプレイヤーには圧倒的に多いタイプです。
たとえば、ドラマーなんか星の数ほどいる中では、テクニックだけで勝負なんか絶対勝てない。
だったら、特技はモードジャズとか、ナイアガラ奏法の鬼など
ジャズドラマー+何か
で打ち出してると、覚えてもらえる。


一方、○○もできるジャズドラマー、的なマルチタイプ。
これはプレイヤーには少なく、むしろ他のフリーランスに多いかもしれない。
マルチプレイヤーという存在の人がいるが
彼らはサックスからフルートからベースからピアノからギターまで
実に何でもこなすからすごい、こういう人がセッションに1人いると非常に助かる。
だが、楽器をそれだけマスターするのは短期間では厳しい。
だったらジャズとは関係ない、でもちょっとお役に立ちそうな技術があるとか知識を持っているとか。
たとえばグラフィックデザイナーができるピアニストとか、カメラマンもできるヴォーカリストとか。
こういう人がいると、フライヤーなどの制作物を作る時、非常に便利だ。
それか今のライスワークをそのまま打ち出すのもありだ。
外科医兼サックス奏者、超一流企業○○の部長でありながらベーシスト、なんてのでもOK。
他にも、猫ちゃんならアビシニアン専門のクラリネット奏者とか
実はリフティング100回できるよギタリストとか。


こういう、自分をしっかりブランディングし確立している人たちが、私は大好きだ。
ただジャズドラムを叩くだけなら、スマホで空の写真を撮るくらい簡単だ。
でもジャズドラマーも空のインスタグラマーなんか掃いて捨てるほどいるのだから
その中でいかに、存在感をしっかり示すかだ。
私はこういう、Standing Aloneな人が大好きだ。


Alone Together (feat. Bill Evans)

Alone Together (feat. Bill Evans)