ジャズドラマーちぐさ~ジャズな生き方で自分を解放しよう!

ジャズドラマーちぐさ、ジャズな生き方で自分を解放する試みをしています。少し疲れた時、ジャズの名曲と共にジャズな生き方で楽になりましょう。

週末はセッションで、意識緩い系なパリピライフを


Easy Walker - Billy Taylor


2018年早くもひと月が過ぎようとしている。
ありがたいことに今年に入ってから大きな不調もなく
インフルエンザも無傷でいる
(しかもワクチン不足で接種断られたため未実施。
ただしみなさんはちゃんと実行してくださいね)


そのためか、今月は週末に滞りなくセッション稽古に行けてる。
もはや安定のセッション週末実現に1歩近づいたわけだけどね。
1月に行ったセッションは
1/7 藤沢Indianne Summer(新年初6時間セッション)
1/13 茶々丸セッション@江東区(初参加)
1/20 白楽Blue Suetteなんでもジャンル(この時のメインは昭和歌謡系統)
1/28 野毛ジャンクambienceセッション(こちらも初参加)
とこんな感じだ。


これをできればあと倍くらいには増やしたい。
まだ今年になってから行けてない初めての場所や
安定のお気に入りの場所もたんまりある。
私のように始めた年齢が遅く、時間に縛りがある場合は
とにかく場数をこなしていかなければならないから。
それにどこのセッションに行っても毎回新しい挑戦ができるし
初参戦の場所だと、またジャズ仲間の輪が広がる。
仲間だけでなく、やれる曲のレパートリーや未知の曲との遭遇のおまけつきで。


でもこの年になって始められてむしろ良かったと思ってる。
もちろん、若いときに気づいてジャズ三昧な日々を送っていたら
今頃それなりのプロになっていたかもしれないし
かっこいいジャズマンの旦那様がいたかもしれない。


にも拘わらず、やっぱり42歳で始めた今は、自分には最高のタイミングだったのだ。
若いときに比べて、色んな年代の人と交流ができる。
20代で始めちゃうと、周りがみんな年長者
でも40代で始めると、年長者、同世代、若い世代、そしてもはや息子娘レベルに愛でちゃう年齢まで。
だから仲間ができやすい。
しかも、嫌な奴がいないという極めて稀すぎる状態で。


生きている限り、何歳になってもチャレンジ、実行できる。
若いうちにやっておけば、なんて後悔は捨てよう。
Easy Walkerなオールドルーキーでありたい。

私なんて・・・だしぃ。ええその通りですね。So What?


Boogie Stop Shuffle


ジャズミュージシャンの激おこぷんぷん丸といえばベースマンのチャールズ・ミンガス
とにかく短気な瞬間湯沸かし器だったという。
人種差別に激怒、共演プレイヤーと喧嘩したら激怒
自分の名前をチャーリーと言われただけでも激怒。
怒ることがデフォルトな彼の鬼気迫るベースを聴いていたら
こっちもざわざわしてくるものだ。


そのうえで言っちゃいますね。


そろそろやめにしませんか?
思ってもない嘘をつくことを。
私なんてまだまだだしぃ。
私なんて可愛くないしぃ。
私なんて全然できてないしぃ。
私なんて・・・


ええ、そうですね。
あなたまだまだですよ。
あなた可愛くないですよ。
あなた全然できてないもんね。
じゃあセッションなんか来るなよ。
ライブなんかやるなよ。


なんでやるの?
不思議だね。
本当に思ってるの?
自分はまだまだだしぃ。
自分は可愛くないしぃ。
自分は全然できてないしぃ。
ちーがーうーだーろー!


ううん、そんなことないよ。
あなたはもう立派よ。
あなたは自分で思ってるより可愛いよ。
あなたは十分できてるよ。
て言ってほしいだけなんだよねぇ。
でもね、私嘘つくの大嫌いだから
あなたが可愛いできる人だなんて
口が裂けても言わないからね、うふふ。
そんなこと言ってる時点ですでに
あなたはペーペーで残念なぶさいくちゃんだから。


そうやって必要以上に自分を卑下したふりして
実は否定されてほめられたい。
そういうくさった承認欲求とかあざとい心を持っているやつに
いいプレイヤー、いい女はいない!
悔しかったら今からでも
私はすごい、可愛い、できるって言ってみようぜ!


Shuffle Bass Boogie

自分の黒に目を向けて、ナイルのようにすべて受け止めよう


Wayne Shorter - Black Nile


ナイル川には青いナイルと白いナイルがあるそうだ。


青ナイル川
白ナイル川


でも、最終的にはどちらも同じナイル川であるのは変わりない。
つまり何が言いたいのか。
人間には、善人の側面(白い面)と悪人の側面(青、黒い面)があるってこと。
そして時にそれが混ざってグレーになる。


だけどどっちも行きつくところはナイル川であるのには変わりない。
どうにも人は、白い面ばかり見せようとして黒い面を必死に隠そうとする。
まあそりゃ当然だ、誰だってわざわざ自分の汚点なんか見せたくないもんね。
でも、いつまでも真っ白なままでいるのは不可能だ。
どこかで必ずグレーになる。


いつも笑顔で誰にでも愛想がいい人気者の彼女だって
裏では泣いたり怒ったり、時には陰口の1つや2つくらい言ってる。
逆にいつも不愛想でつんけんしてる不人気な彼女だって
もしかしたら愛する人にだけは天使のように優しい心で接しているかもしれない。


自分の黒い部分を受け止めろ。
自分の黒歴史を受け入れろ。
黒もグレーも全部ひっくるめて、あなたなのだ。
いつまでもいい子でいたって、どこかでガクッとなるのは必然だ。
それが早いか遅いか分からないけど。
だったらさ、白も黒もひっくるめたグレーなナイルで生きてたほうが気が楽だよ。


Black Nile

Black Nile

Black Nile

やっぱりね。みんな大好き高木里代子!


Spain/Riyoko Takagi Duo/高木里代子


先日行った、ジャズファンによる「ジャズミュージシャン可愛いランキング」アンケート調査にて
100アンサー中14票を獲得した高木里代子ちゃん!
やっぱりみんな大好きなようですね。


かくいう女ジャズプレイヤーのはしくれとして
最初「うわっ」て思ったんです、正直。
なんなのこの売れっ子キャバ嬢みたいな子は、しかもピアノ上手だし!
なんだよ、日本のジャズ界もやるじゃねーかよ!みたいな。


でも、今の没個性な音楽界(ジャズに限らず全体的にね)には
やはりこういうじゃじゃーん、どどーん、みたいなキャラの人をぶっこんだほうがいいと思う。


SNS全盛の今、見た目のインパクトがある方が勝つ。
実力があっても、見た目が地味とか目立たないでは絶対に売れないし
逆に多少技の面でえへへところがあっても、キャラやオーラでカバーしてる人だって少なくない。
むしろ最近の手法としては、入りを視覚から訴えるのがメジャーかもしれない。


高木里代子だって、はっきり言って彼女よりも実力的に優れている同年代の女性ピアニストは絶対にいるはずだ。
でも彼女の方が明らかに成功している。
それは単に可愛いとかセクシーだけではなくて、彼女のキャラ立ちと華やかさがあるから。
おそらく嫉妬してジタンだ踏んでる人少なくないと思う。
でも残念ながら、彼女たちには絶対何かが欠落しているのだ。


まあね、私は今更あんなに露出するなんてできないから、違う路線で行くよ。
技や実力は場数を踏む以外なく、後からついてくるものだ。
でも華やオーラは天性のもの、自分の良さを自分のものにがっちりホールドして
たくさんの人に訴えかけると、必ず誰かの目に留まるからね。


おっと、おばさんドラマーのくだらないたわごとはこのくらいにしておきましょうかね。
めくるめく里代子ワールドをどうぞ!



「春の海」をEDMジャズ風に。セクシーにアレンジしてみた/高木里代子
ちょっと季節外れですが、セクシーというのが彼女のキーワードのようです。



セクシージャズピアニスト・高木里代子、水着姿でDJ KOOと初ライブ 『すみだストリートジャズフェスティバル』
こういう売り出し方今のことろ誰もしていない。でも今からやっても二番煎じになるからね。



新世紀ヱヴァンゲリヲン『集結の運命』弾いてみた /高木里代子
エヴァと里代子ファンにとってはたまらない。



最高にファンキーな高木里代子 feat. TRI HORN BUFFALO
セクシーだけじゃなくてかっこいい!彼女根はストイックみたいですからね、ちゃんとしてるんでしょう。



リハ中に「猫ふんじゃった」ら怒られた?(笑) 高木里代子
なんか可愛い、キュンキュン


Sexy, Sexy, Sexy

Sexy, Sexy, Sexy

ミスターPCの通常運転


John Coltrane - Mr. P.C.


先日、私が今年中にやりたいこと10選を公表した。
その中の1つ「くだらないジャズネタを一生懸命やる」というのが
早くも実現された。
いやー実に楽しかった!
くだらないことを一生懸命やるという達成感は
もはやいい演奏ができた時に匹敵する。
今回はジャムセッションでよく演奏される曲ばかりをセレクトしています。
この曲が何かわっかるかなぁ?
また、ジャズの入門のみなさんには比較的聴きやすい、耳にしたものも割とあると思います。



ジャイアンと歩こう、歩こう、私は元気~
Giant Steps



で、誰やねん
Autumn Leaves



譜面は別紙参照って、ええーっ?
Bessie's Blues



幹太、二重跳び出来るように無人島で頑張れ!
Cantaloupe Island



尾生町には絶対あるはずだ
Shadow of your smile



大企業の製品って偽物が付き物なんだよねぇ
Recorda me



今時はカフェって言うんだよ
Satin Doll



ブラジル代表と言ったらやっぱり彼でしょう
Naima



ちょっとジブリさん!作品変わってる!
Saint Thomas



くだらな過ぎて文句言うのもブルー入るてか
Blue Monk


なお、今回のくだらないシリーズをリクエストしてくれたお友達は
イラストレーターのシマノアヤコさん。
彼女はとても個性的で味のある絵を描き
さらに楽しくて思わず笑ってしまうブログも書いてます。
その中でも特に好きなのが、この絵です。
なんだかこんなジャズマン、どこかにいたなぁ。
https://ameblo.jp/illshimano/entry-12343642708.html

ブレない自分を保つためには自分のテーマ曲を持とう


Freddie Hubbard - "Theme for Kareem" [Vinyl]


カリームのために作られた1曲、フレディ・ハバードはどんな思いで彼のために曲をささげたのだろうか。
それにしても、自分のために1曲演奏されるのってとても嬉しい。
自分という一人の人間のことを思ってくれてる証拠だからね。
でも実は、この曲中のカリームが誰かってことは分からない。


自分のためのテーマ曲を持とう。
よくある、無人島にもっていく曲。
深く考えなくてよくて、単に自分の大好きな曲ってのでいい。
そうなると不思議と、その曲に合わせて自分がうまく乗っかってくれるから。


私のテーマ曲はやはりGiant Stepsだ。
大きな一歩たち(複数形なのがポイント)
毎日が大きな一歩、たとえその一歩が小さくても
後に大きな一歩になるかもしれない。


まあでも、当の本人は日々そんな大それたことは考えていない。
一日一日を集中して楽しく過ごしているだけなんだよね。


Theme From Kareem (Alternate Take)

Theme From Kareem (Alternate Take)

Theme From Kareem (Alternate Take)