ジャズドラマーちぐさ~ジャズな生き方で自分を解放しよう!

ジャズドラマーちぐさ、ジャズな生き方で自分を解放する試みをしています。少し疲れた時、ジャズの名曲と共にジャズな生き方で楽になりましょう。

相手の好きなものは職業よりもその人の本質に近い情報である


Cyrus Chestnut My Favorite Thingsウェストサイド・ストーリーでお馴染み。歌詞には自分の好きなものを徒然なるままに語ってる。


ところで、自己紹介で、自分の趣味や好きなものを言わないって
実にもったいないと思う。
私はジャズが好きです。
私はサッカーが好きです。
私はドラゴンボールが好きです。
なんで言わないの?
仮にその場がそういう雰囲気でなかったとしても
後で個人的に伝える分には
何も問題ない!


好きなもの、好きなことって
その人の最も正確な情報だ。
もちろん、名前、出身、所属
それは大事だ。でも
〇〇って名前
名前はその人を識別する記号だから。
〇〇の出身
それはその人の過去の一部だから。
〇〇って会社で働いてる
それはあくまで所属してるコミュニティの一つ。
〇〇が好きです。
これだよこれ!皆が一番知りたいことはそれ!


名前、出身、所属などの
識別系情報だけでは
残念ながらあなたの一部しか伝わらない。
でも、好きなこと、好きなもの
そこであなたの変わることのない内面に
グッと触れることができる。
だから私はいつも言う。
自分の好きはどんどんダダ漏れさせましょう、て。


この人はこれが好き。
あ、そうそう。この前こんな情報をゲットした。
だから伝えよう。
自分の好きなものが誰かに伝わるて
そんな嬉しいことはない。
もし自分の好きを隠してるなら
その好きは本当に好きなのか?
別にいいじゃん。
アイドルが好きだって、鉄道が好きだって
ゲームが好きだって、コスプレが好きだって。
それで誰かに迷惑かけてるの?


何かを好き、て言ってる人は
何かを嫌い、て言ってる人より
ずっといい顔をしている。
今生きてるんなら好きなものは必ずあるはず。
明日から1人でも多くの人に
自分の好きを伝えよう。

3分間で強制終了するプレゼンを、時間オーバーせずにやれる方法


Genki Sudo Trio "Take the A train"先日、好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」にて
プレゼン時のBGMに使用した曲。あ、これ聴いたことがある、という声が多かった。


3分間の音楽を流しながら話す。
そうすると、いやでも時間を意識できる。
目でタイマーを見ながらだと
気持ちが数字の方に行ってしまいがちだけど
音楽だったら耳に入ってきてから
3分経つまでなり続け
時間になると強制的に終了する。
極端な話、1から180までカウントしてくれてる
タイマーみたいなものだ。
時間をまさに長さとして最も掴みやすい。


私が何を一番恐れたのかというと
時間切れで言い残してしまうことだった。
そういう終わり方は最も勿体ないし
今まで考え抜いてきた苦労が
水の泡になってしまう気がしてた。


しかも私はスライドを使わなかった。
通常、プレゼンではパワーポイントなど
スライドを使うのが主流だが
どうしても音楽を流したかった。
そこにスライドで視覚にまで訴えてしまうと
聴く側の五感に忙しいと考えたから。


つまり視覚に頼らず、声と自分だけでの勝負。
極限まで削りぬいた台本。
学校で教わった、要点を抜き出す作業の究極版。
削るだけでなく組み立てる。
音楽に併せて話す、時間オーバー
また削って組み立てやり直す。
スライドを作る手間がなかった分
こっちに尽力した。
始めは自分の話している動画を見るのも
目を背けたいくらいに恥ずかしかったが
だんだん慣れてきて、冷静に見ていた。
時には笑えるようにもなってきた。


結果、課題は残しつつもまずますの講評。
スライドを使わなかったところが
なかなか評価が高かった。
もちろん、時間内に収めることもできた。


でもまだまだだ。あの日のプレゼンは一回限りだが
次回はまた違った層の方にもアプローチしていきたい。


プレゼン、なかなか楽しく有意義な経験だった。

女の子のお祭りの日に聴きたい、世界で一番モテた曲


Waltz for Debby

鬼才ピアニスト、ビル・エバンス
当時2歳だった姪のデビーに捧げた曲。


ところで今これをご覧の
男性読者のそこのあなた!
最近、奥様、彼女、娘さんたちに
可愛い、て言ってますか?


なぜ日本のジャズリスナーは
入門者、とりわけ女性へのオススメに
必ずこれを紹介するのか?


世界で一番売れたジャズシングルだから。
売れるということは、モテる、ということ。
多くの人の心を惹き付けたからモテた。
ビルという1人の男性が
可愛い盛の2歳の女の子に曲をプレゼントした。
この子は可愛い可愛い
あー可愛い!可愛くて仕方ない!
そういう思いがこもっていると
多くの女性が自分も可愛いと言われてると
思ってしまう。


口先だけの可愛い、は信用ならないけど
それでも何かの折に、可愛いね
と言われたら女性は弱い。
たとえツッパって、どうせ私なんてモテないし!
て言ってる女性だって
何気なく、今のしぐさ、可愛いかったよ。
なんてサラリと言われたら
ぽわーって顔が赤くなるはずだ。
そして彼女は間違いなくあなたに好感を持ち
たとえちょっとばかり失敗したって
許してくれるだろう。


男性の皆さん!
愛する人にもっともっと
可愛い、と言って下さいね!
女性の皆さん!
さり気なく可愛いと言われたら
素直に喜んでしまいましょう!

ブルーなんだけど、どうしても頑張らないといけない!そんな時に聴きたくなる一曲


ラプソディ イン ブルー
この曲、どこかで耳にしたことありませんか?

今日はブルーな案件がある
今日は苦手な人に会わなきゃいけない
今日は気乗りしないけど休めない用事がある

そんな時にこれを聴いて
ちょっとだけ頭を覚醒させてみる。

色心理学でのブルーは
冷静さ、落ち着き、平穏を象徴するが
裏の意味には、憂鬱、軽い落ち込み、静けさもある。
人間だから誰でも気分の波はあるし
まして憂鬱な問題抱えてたら
誰だって気持ちを上げるのは難しい。
でも、生きていくためには
多少苦手なこと、辛いことがあっても
頑張らないといけない局面にぶつかる。

今はフェーズ(phase)ブルー
つまり、憂鬱な気分になる段階にいる。
phaseブラックになる前に
あと少しだけ踏ん張ってみたら
phaseオレンジな明るい時間が待っている。
頑張りすぎもダメだけど逃げすぎもダメ。
と、弱っちい自分に言い聞かせてもいる。

ところでこの曲は、一見ジャズっぽくない。
ここからはちょっと専門的になるが

ジャンルとしてはクラシックとも言えるけど
ジャズに特有の、ブルーノートスケールという
特殊な音階を使ってる。
モーツァルトベートーヴェン
学校で習うドレミファ音階だけど
ジャズでやる音階は
ド - レ - ミ♭ - ファ - ソ♭ - ラ♭♭ - シ♭ - ド
とだいぶ違う。
この曲には、その要素が盛りだくさんだ。

ラプソディー イン ブルーというタイトルは
ブルーノートスケールをふんだんに盛り込んだ
自由奔放な狂詩曲(ラプソディー)という意味なのだ。

Mr. Childrenが好きな人に勧めたいジャズを考えてみた!

2月最後の日の本日
ある人のために、頼まれてもないのに
一所懸命ジャズサウンドを探している。

当初はその人の生まれた日に発表された
ジャズを探そうと躍起になっていたが
残念ながらジャズで調べたところ見つからなかった。

苦し紛れに検索を重ねていたら、見つけた。


Led Zeppelin Live Bootleg Baton Rouge,La 2-28-75 Rampaging Cajun Disk 1 disk 1

ジャズではないけど
まさにその人が生まれたその時に行われたライブアルバムだ。
で、さっそく聴いてみよう!と思ったら
なんと・・・。
著作権上の問題で、再生することができない!

ショックだ。
著作権、大事なのは理解しているが
この時ばかりは、もーーーーー、著作権のバカヤローーー!
と心の中で叫んでしまった。

仕方がない。気を取り直して再チャレンジした。
ちなみにその方はミスチルことMr.Childrenの大ファンだ。
あれだけの大物アーティストなのだから
どこかで必ずジャズとつながる!

そう信じて探し続けた結果・・・。
彼らの名曲「シーソーゲーム」がなんと!
エルビス・コステロの影響を
色濃く受けて生み出されたという!
コステロといえば、そう。
彼の妻は、ジャズ歌姫の中でも女王様級のあの人。
ダイアナ・クラールだ。
もはや現代ジャズにはなくてはならない存在の彼女。
多くのジャズファンが入門者におススメしてる
あの歌姫が、ミスチルとつながった!

ツェッペリンのことは残念だけど
それがあったからこそ得たつながり。
今夜は、日本のロックアーティストと
ジャズの架け橋となった大人の歌声をお聞きください。
どこかで耳にしたことがある歌があるかも?


Paul McCartney, Diana Krall - We Three (My Echo, My Shadow and Me) 2012 Live rec.ポール・マッカートニーとコラボしてます


Diana Krall - Fly me to the moon


Diana Krall _ Besame Mucho


Diana Krall - Look Of Love (Live In Paris)


Diana Krall - Cry Me A River (Live In Paris)


Diana Krall - The Girl From Ipanema

伝道師が、あえて初心に返りおススメをみんなに聞いた日

無謀にもジャズのプレゼンを明日することになった。
しかも対象となるのは、ジャズの白地世帯。
リスナーのように、土台のある人相手より手ごわい。
そういう人たちにはより分かりやすく伝えないとならない。

そこで、初心に返り、あえてジャズ友に聞いてみた。
ずばり、おススメのジャズ教えてください、と。
もう30年以上も聴いてきてなんだか照れくさい。
今更、おすすめ教えてなんて、初心者じゃあるまいし。
まして、これからジャズを広めていく人間が・・・。

幸い、みんなとても親切に教えてくれた。
しかし、幾分苦労されたようだ。
なぜかというと、私の出したおススメの条件が厳しかったからだ。
こういう内容で問うてみた。
条件
1. 曲の長さは3分間、またはそれ以下
(プレゼンは3分で強制終了になります)
2. テーマが
ジャズを知らない人に向けてジャズの世界の敷居を下げ
分かりやすく伝える内容。
3. 洋の東西、男女、新旧、老若、一切不問
4. 出来ればインスト、編成はトリオからセクステットくらい。
声とホーンは控えめ希望。
(あくまでBGMとして使うので)

ものすごい縛りである。
3分以内なんて、ただでさえ少数派なのに
(ちなみにジャズは1曲が長い傾向にあり
雑な統計だと平均は大体6~7分といったところ)
プラス、歌なし、管楽器控えめ
マニアックすぎない内容でときてるから
漠然とおススメするより難儀だ。

でもなぜそんなことをしたのか?
他者目線をより意識しなければならないから。
下手に知識があると独善的な判断になりがちだが
そんなときに一旦頭の中をリセットしてみる。
そうして自分の意見を一時的に無にしてみると
違った意見や考えがスポンジのように吸収されて
頭がクリアになってくる。

そんなさなかに集まった、3分ジャズの曲たち
ライトにさっぱりと、聴けます。

Like someone in Love - アーマド・ジャマル

Ahmad Jamal Trio - Like Someone In Love

I should care - バド・パウエル

Bud Powell Trio - I Should Care

Birth of Cool - マイルス・デイヴィス

Move-Birth of the Cool

Bossa Nova USA - デイヴ・ブルーベック

Dave Brubeck - Bossa Nova U.S.A.

Ricado Bossa Nova - The Gift

Eydie Gorme The Gift (Recado Bossa Nova)

The Wave - アントニオ・カルロス・ジョビン

Antonio Carlos Jobim - Wave 1967

Say it - ジョン・コルトレーン

john coltrane say it

Tea for Two - ビバリー・ケニー

Tea For Two ~ Beverly Kenney

ピコ太郎がもしもジャズ界に進出したら・・・

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今人気のPPAPのピコ太郎が
ジャズのアーティストと共演したら?
なんていう、実におかしなもしも話。

しかし、このバカげたお題に対して
なんと20名ものアーティストの名が出てきた。
こんなことを考える自分もだが
答える方も答えるほうである(笑)。
類は友を呼ぶ、ということだが。

その中にはご存命の方もいらっしゃれば
天国でディグってるレジェンドもいる。
今回、その中で、幾分実現の可能性のありそうな
ご健在中の人を紹介しよう。

中でも、複数票が集まった
人気のお二人がこちら

坂田明
ハービー・ハンコック

目下一番実現可能性の高い
タモリ

他、音楽的に近い枠
チック・コリア
ジャン・ミシェルジャール

顔面枠
キース・ジャレット

本当なら20名全員紹介したいところなのですが
諸事情があるので(画像貼り付けるのが大変なので)
6名に選ばせていただきました。
あ、最後にとびりき素敵なものを貼り付けておきますね。

坂田明 ー サマータイム

Akira Sakata 坂田明 - Summertime

ハービー・ハンコック - Rock It

Herbie Hancock - Rockit

タモリ - Night in Tunisia

タモリ倶楽部 タモリ  MJQ ミルトジャクソン jazz 音楽 音楽産業 音楽朝 音楽命

チック・コリア - スペイン

Chick Corea and Return to Forever - Spain

ジャン・ミシェルジャール - Chant Magnetics

jean michel jarre - chants magnetiques

キース・ジャレット - 虹の向こうに

Keith Jarrett - Somewhere Over the Rainbow

ピコ太郎 - !!!!

PPAPをJAZZアレンジで歌ってみた!PPAP JAZZバージョン (Cover by ヤマシタ カツヒロ)