ジャズドラマーちぐさ~ジャズな生き方で自分を解放しよう!

ジャズドラマーちぐさ、ジャズな生き方で自分を解放する試みをしています。少し疲れた時、ジャズの名曲と共にジャズな生き方で楽になりましょう。

ノマドワークは、何もカッコつけでやっているのではありません!


Frank Sinatra, Antonio Carlos Jobim - Quiet Nights Of Quiet Stars (Corcovado) (Audio)


ノマドワークって最近よく聞きますよね。
カフェなどでコーヒーを飲みながら
パソコンの画面を開いて仕事をしている。
サラリーマンのようなきちっとしたスーツ姿というよりは
ちょっと小綺麗な私服、いや、平服、それどころか
普段着同然の強者だって珍しくない!


彼らの大半はフリーランスと言われる形式の元
ライターやカメラマン、デザイナーといった
いわゆるカタカナ職
一見自由気ままだが、内実は納期との闘いで
脳内は結構ピリピリしていることも少なくない。
よく見かける形態のデフォルトとしては
スタバでMacのノートPCのセットだが
ドトールコメダ珈琲Windowsユーザーだって半数くらいいる。
スタバユーザーはノンスモーカーが多く
ドトールユーザーはスモーカーが多い。


そんな彼らのことを意識高い系と揶揄する声もあるが
彼らは、決してカッコつけでやっているのではない!


第1に
彼らは商売道具であるノートPCを常にお供にし
移動中や待ち時間など、スキマ時間を有効利用している。
もはや合理的思考に則っての行動だ。


第2に
コーヒーを飲むと、カフェインで頭が働き集中しやすいのだ。
家で美味しいコーヒーを淹れることだってもちろん可能だけど
その時間内に小さな案件1つくらいなら終わらせてしまう。
だったら少し待ってもお金を払ってプロの手に委託した方が効率的なのだ。


第3に
決まった時間に通勤しないフリーランスにとって
何時にどこで働こうと自由な分
いくらでも好きなだけ引きこもりになれてしまう。
そうなると恐ろしいのが
運動不足と肥満!
フリーランスは納期だけでなく
体調管理もストイックさを要求される。
油断してたらいくらでも太る
だから意識して出歩かないといけない。
ついでにコーヒーのカフェイン効果で
脂肪の燃焼も促せるのだ。


そして最後の理由
意外とこれが最も重要なのだが、自宅に籠ると精神的に良くないから。
初めはその気楽さを存分に味わっていたものの
やはり人恋しく、寂しい気持ちになる。
その時間、多数派のお友達はパートや会社勤務で家にいないし
専業主婦のお友達だって子育てで忙しい。
また同じフリーランス同士でも、それぞれの仕事に忙しい。
ゆえにSNSを開いてもあまり稼働率は良くない。
だから、カフェなど人の集まる場所にあえて身を置くことで
社会から取り残され過ぎないようにしているのだ。


いかがでしょうか?
スタバでMacノマドワーカーたち
自由でなんかちょっとオシャレで今風だけど
その内実は意外と地味で堅実なものですよ~。

ジャムセッションで難曲がぶち込まれたときの対策法


Miles Davis - C.T.A.


目の前のことに集中する、ただそれだけ、ひたすらそれだけ!


セッションで曲が始まったら、終わるまで逃れられない。
時に今の実力からかけ離れた難易度の曲がぶっ込まれることがある。
まして初めて合わせるプレイヤー同士ならなおさら
相手はこちらの実力のことについてよく知らない。


今演奏してるこの曲のリズム、旋律
知っている曲だったら歌おう、心の中だけでもいいから。
初めての曲だったらドラムパターンだけでも真似しよう!
曲はもう走り出した、止められない。だから乗っかるしかない。
自分の中でそれらしくしてみる。
原曲よりずっとずっとシンプルなパターンでもいい。
止まらないで走り続ける、あとは流れに任せること。


多少遅れたり走ったりしてもいいし、ベースにおんぶされてもいいから。
ロストしても止まらず、進むのだ。
そうすれば案外何事も無かったかのように終わって
運が良ければ、いい演奏でしたねぇ~なんて言われるかも!

異性のトモダチ作りに必死な間抜けな男女たちは今すぐ好きなことをやり時間の観念を勉強しろ!


JOSHUA REDMAN - The Oneness of two (in three).



旦那と仲悪いから
嫁が相手してくれないから
寂しいの、相手してー!
あら、◯◯さん、いつも素敵ね♡
△△さん、いつも可愛いね♡
て、手当たり次第その辺の異性に構ってビーム連射して。


爆笑だぜ!
何がいつも素敵、可愛いだよ!
電車の中で読ませんな、笑っちゃうから!
なぜ旦那、嫁があんたのことウザいかって?
魅力がないから。
そういう中途半端に他人軸でチンケな承認欲求で固まってるから。
地味で普通で特技も好きなこともないもんね。
そりゃそんな人といても楽しくないし。


私だってさ、全然ラブラブでも何でもない。
子育ての方針なんか真っ向から対立してるし
選挙で投票する政党もいつも違う。
殴り合い寸前の喧嘩なんてしょっちゅうだし
ムカつき過ぎて壁に穴開いたこととか
家飛び出したことだってあるさ。
でもね、彼は私のライブには必ず来てくれる。
ジャズどころか音楽なんか全く理解できないけど。
私も、彼の野球仲間の集まりに参加してる。
美味しい料理と酒を交わして話せば、みんな気のいい仲間だと思えるから。
そういうことを特別に苦痛なくできるようになった。
「ようになった」んだよ。
今までは違った。
音楽に理解を示さない夫
ごちゃごちゃ仲間の文句を言う妻
その時は本当、義務感たっぷりだった。
なんか、やらなきゃいけないからやる感。
それが変わったのは、ジャズな生き方をしてから。
そう、自由に好きなことを、今この瞬間を集中して生きるようになったから。
そしたらね、本当に楽しいよ。
自分を苦しめ雁字搦めにしてた承認欲求から解放され
人からの目線も気にならなくなった。
嫌うやつは所詮何やっても嫌う
好きなやつは何やっても好き。


そして何よりも思うのが、今のこの時間は絶対に戻らないてこと。
セッションの時間、ライブの時間
仲間と過ごす時間、家族と過ごす時間
私達はみんな、来るべき死という時間に向かって歩んでることには変わらない。
石油の国の王様も大統領も、その辺のサラリーマンやママさんも、物乞いを糧にしてる人もみんな同じ。


いい?だれもがみんな、その時間の中で出会ったたった一人の人、たった一つの家族なんだから。
分かったら異性ハントに使ってるその無駄な時間を好きなことに使え!

地味で普通でモテない、そんな人生にグッバイ


Frank Sinatra All of Me



ねぇねぇ、誰からも好かれるなんて
そんなうまい話ってのはね
100%、無いんだよ。
どれくらい無いかっていうと
自宅でわずか3分スマホをさわるだけで
15000円稼げますよ♪
てのと同じレベルで有り得ない話。


誰からも好かれるを目指すってこと
それはつまり
地味で普通でモテない人生を追求するってこと。
だってそうじゃん。
毒にも薬にもならない存在になるてことだもん。


地味って言われて悔しいか?
だったらぶっ飛んでいけばいい。
普通だねって言われて悲しい?
だったらとことん主張すればいい。
モテない人生送ってて寂しいね。
だったらモテるように努力すればいい。


でね、この3つをいとも簡単にやれてしまう
たった一つの方法こそが


嫌われることを、恐れるな


だぜ。

「い」。たった一文字の思わぬ効果っていったい?

伝わりやすい、読まれやすい文章作りのコツの一つに
こんな方法がある。
私達、無意識にやってるし
1日に何回使ってるか数知れず。
でも改めて見直してみると意識が大きく変わるよね、て話がこれ。


文章の中では、形容詞の単独表現をできるだけ使わないこと。
なぜなら形容詞というのは、思い切り主観的だからだ。
多い少ない、長い短い、明るい暗い。
高い低い、暑い寒い、嬉しい悲しい。
い、で終わるものが大体そうである。


で、客観的に訴える表現というのはずばり!
数値化すること、だ。
多い少ない→%などで表す
長い短い→cm、mなどの単位
高い低い、暑い寒いというのも
個人の主観はいったん置いといてまずは数字にしてみる!
摂氏30℃が暑いか寒いか
あとは読み手の判断に委ねてしまう。
ざっくりいうと人間が快適に感じる温度は25℃ほどと言われるが
50℃にもなる灼熱地獄にいたら涼しく感じるだろうし
お風呂のお湯の温度ならむしろ冷たいと思うかもしれない。


しかし形容詞を全く使わないで表現するのは
正直かなり難しい。
どこで形容詞を使うか。
もっともよくあるのはデータを比較する時だろう。
高度4000メートルは富士山より「高い」
あの人は今から5年ほど前にドラムを始めたから私よりキャリアが「長い」
もっと言うなら、人が死ぬより産まれる話の方が「嬉しい」とかね。


そしてもう一つ。
昨日話題に出した否定形の話
あれも「ない」と、偶然ながら「い」で終わる。
だから、否定形バリバリ使う人の話って聞き辛いんだ。
~ない、て考えたら結構主観的だ。
出来ない、好きじゃない、やりたくない、など。
でも、出来ない→苦手→少しは克服できるかも
好きじゃない→嫌い→もしかしたら決めつけてる?
やりたくない→メンタルブロック→思い込みもあるかも?
なんて、可能性も無限に広がっていくんだ。


もちろん、人間みな不完全だ。
不得意なこと、頑張ってもできないこと
たくさんあるから無理はしないでほしい。
でも、少し表現を変えるだけで
自分も相手も、ほんのちょっとでも気持ちが変わるって
なんだか楽しいよね?

表現力を鍛えるために今やっているある試み

今の仕事(フリーライター)を初めて思うことは
やはりお金をもらっている以上
クライアントからの指示書にしっかり目を通すこと。


その依頼の中には色々あります。
特定の商品をオススメする内容
体験談風にフラットな書き口で執筆する
できるだけ客観的に、肯定的な内容に
かと思えば、過剰な評価はせず低評価も半分入れる
などなど、まぁはっきり言って自由になんて書けやしない。
その昔出版社勤務で音楽雑誌のレビュー書いてた友達が言ってた
たとえ嫌い、ダサい、心に響かないものでも
褒めちぎって書かなきゃいけなくて
という苦悩が改めて分かる。


で、そんな生活して試みてることがある。
否定形を出来るだけ使わないこと。
て、言ってる側から早くも使ってしまった。


要するに、否定形以外の表現で
ちょっとだけ否定しちゃう内容のことを
言ってみるのです。
NGワードは「~ない」など否定や打ち消し系。


たとえば、自分の弱点について。
私の弱点はつい喋り過ぎちゃうことです。
ここでNGなのは
言わなくていいことを言ってしまう
はい、この時点で既に「~ない」が出てきましたね。
で、OKなのは
時に余計なお世話なこと、黙ってた方がいいこと
それをうっかり言ってしまうことがあるので
気をつけていきたいです、と。


では、どちらかというと苦手なミュージシャンについて。
私はソロのマッコイ・タイナー
ちょっとアレルギー反応が出てしまうんです。
彼の独特なフレーズと世界観理解するための感性
NG→を持ってない
OK→が若干ズレてる


あの人どうも苦手、一体どこが?
NG→ウマが合わない
OK→感性が異なる

NG→空気が読めない
OK→独特な捉え方をする

などなど、できる限り「~ない」を使わないで
アウトプットしていきましょう
て、やはり使ってしまう…難しい

そこにいる人たちと仲良くなって楽しいひと時を過ごすために必要なこと


imagine (jazz piano version)


こう見えてわたくし
実は、そこにいる人たち全員と
出来るだけ仲良く、喧嘩せずにいたいという
ジョン・レノンもビックリな平和主義者なのです。


自分で選択して飛び込んだ世界
そこにはやはり同じようにして集まってきた
趣味や考え方の似てる人達がたくさんいる。
だから喧嘩のしようがないはず。
自然体でいるだけでうまくいく
そういう風にできてるんです。


でもね、みんなと仲良くなりたいけど
媚は売りません。
見え透いたお世辞は言いません。
その代わり素直に思ったことは褒めます。
本当に同感しないかぎり
同調圧力には屈しません。
自分の意見ははっきり言います。
むしろそれが上手くいく方法なのです。


媚を売る
嘘っぱちのおべんちゃらを言う
無理やり同調する
自分の意見を言わない
こんな人は嫌われます。
だって嘘つきで信用できないんだもの。
そんなのは見てればすぐ分かります。
私だけではなく、そこにいるみんな気づきます。


ここに行きたい、ここに居たい
自分で決めて入った居場所です。
わざわざ偽善者になってしまう必要がありますか?
もし自分を偽ってしまうなら
そこは合ってない場所なのです。
だってしんどいじゃん。
しかも面白いことに、そのつらそうな顔
しっかりみんなにバレてるんだよね。
すごい浮いてるから悪目立つし。


だから言います。
好きなことができる居場所がほしい
一緒に楽しむ仲間がほしい
ほしいホシーノホッシーナな
干し芋星人のあなたがやるべき事は
ありのままのあなたでそこにいて下さい。