ジャズドラマーちぐさ~ジャズな生き方で自分を解放しよう!

ジャズドラマーちぐさ、ジャズな生き方で自分を解放する試みをしています。少し疲れた時、ジャズの名曲と共にジャズな生き方で楽になりましょう。

言うは一時の損、言わぬは一生の損。何事も言ってみるもんだ!


Freddie Hubbard - Super Blue - 06 - Theme For Kareem


先日、新月の願い事がとりあえず叶った。
私が大好きでたまらないこの曲を
セッションでやって頂いた。


4月の新月の日にSNSでぼそりと呟いてみた。
誰かこの曲を一緒にやりましょう、と。
そしたらわざわざ譜面まで見つけてくださった方が!
セッションだと稀出どころか
黒本にも載ってないし
演奏するなんて到底無理だと思っていたのに!


それでその方とかれこれ二回目のセッションをすることになり
後半で「これやる?」と。
無理無理無理無理!
一応、スタジオではやってみたけどセッションでなんてそんな・・・。
相変わらずなメンタルブロック気味ながらも
この気持ちを引きずっていることは
相手にたいして逆に失礼なような気がした。
その方は私の他愛もないつぶやきを見て
わざわざ手間暇かけて譜面を探し
貴重な時間を使ってこの曲を練習してくださったのだ!
しかも言い出しっぺはこの自分!
もーやるしかないってば!


「ええ、やりましょう!」


でやってみた。
どうにか一曲やりきった。
ピアノとベースの人にとっては
おそらく珍曲の一つだったはずなのに
私のわがままな新月の願いのために
演奏してくださったのだ・・・。


何事も言ってみるものだ。
言ってみる、やってみることは
一時的には恥をかくかもしれない。
こんな難曲を雑草ヒヨコの私がやりたいなんて
間違いなく大いに赤っ恥をかいたにちがいない。
でも、気持ちは本当だった。
下手だけどどうしてもやってみたかった。
自信のドラムはなかなか当たって砕けたものだったけど
他の楽器の演奏でカバーされた。
完成形にはまだ遠いけど一歩近づいた。


これからも新月はやってくる。
やりたいことがあったらぜひ、誰かに言ってみよう。