ジャズドラマーちぐさ~ジャズな生き方で自分を解放しよう!

ジャズドラマーちぐさ、ジャズな生き方で自分を解放する試みをしています。少し疲れた時、ジャズの名曲と共にジャズな生き方で楽になりましょう。

いつも誘われるようなモテモテ人間になりたい?そのためのたった一つの方法があるんです。

自分から声をかけるなんて
みんなにどう思われるか・・・。
でもきっと気のいい人がそんな自分を見て声をかけてくる
なんて、いつまで甘い期待をしてるんですか?


あの人はいつも色んな人から声をかけられて
モテて楽しそうでいいなぁ
自分もああなりたいなぁ~
でもね、人目を気にしてリスクも侵さず
ただ待っているだけのずるい人のことなど
誰も誘いませんよ。
というか、あなたもそんな人誘いたいですか?


誘われる人というのは、需要がある人。
その世界で名実ともにあって
人間関係もしっかり築ける人。
この人と何かをやると楽しい、得るものがある
だからその人は誘われる、必要とされる。
でもそのモテモテさんだって努力をしているから。
だからみんなその人が好き、その人を誘う。
でもそうなるまでには当然時間もエネルギーもかかる。


あなたが指をくわえて憧れるあの人になりたいなら
自分から誘うこと。
自分で動き、考え、実行すること。
そうすることであなたの存在や思いを知らせ
それを見た人たちがあなたを誘ってくる。
難しいことじゃない、少し勇気を出してみるだけ。
子供の頃に教わった
友達がほしいなら自分から友達になろう
その原則のままいたらいいんだよ。


誘われる人=モテる人になりたいなら
誘う人になることから始めよう。
あなたのやりたいこと、思ってることを伝えよう。
それをしなければ永遠に待ってる人のままだ。
待ってるだけの人はいつか必ず孤独になる。
それを考えれば、動くことのリスクはうんと軽い。

どうせ誰も見てないし…と思ってたら!実はちゃんと見てる存在がいるんです。

思うようにPV数が伸びない…
頑張った割には、いいねの数が少ない。?
見てほしいと思っているあの人に
きちんと伝わっているのだろうか。
SNSで発信してたら誰だって不安になる。


確かに、毎日ブログを更新しても
1日に数回のSNS投稿したところで
いいねやコメントの数が少ないなぁ…。
お気持ちはよく分かります。
だって、出来るなら高いところ目指してるもの。
自分の経験、考え、思い、サービスメニューを
できるだけ多くの人に知って欲しい
だから発信してるんだよね?


そりゃ当然、相応の結果が表れてほしい。
だけど、思ってるほどじゃないから悩む。
時には、そこそこの手応えを感じる反応があるのに
なぜかもっとも伝えたい人からの反応がもらえなくて
なんとなくモヤモヤすることもある。
有難いこととは理解してても
あの人に届いてほしかったのに…。
と自分を責める。


そんなときに限って
自分は売れっ子の芸能人でもなければ
ましてその世界での人気者でもない。
だから、発信したところで
そんなに注目されてないもんなぁ…。
…なんて思ってたら、勿体ない話ですよ!


そう考えたキッカケは
先日、SNSで先に知り合ったジャズ関連の方と
実際にお話する機会があった。
その方は決して私の投稿に対して
必ずしも多くの反応はしておらず
むしろ、1度お友達になったものの
ネット上ではそれほどのお付き合いはなかった。


ところが、あるキッカケでリアルに言葉を交わした時に
驚くほど私の投稿をご覧になっていたことを知った。
その多くは音楽とは関係の無い
日常の呟きや子供たちとのことについてだ。
昨日は〇〇という内容で話してましたよね?
そういう時は、こうするといいですよ
と、ご丁寧にアドバイスまで頂けた。


サイレントユーザー
まさにその言葉が降臨してきた!
そっかぁ…。どうせ誰も注目してないから
思ったことなんとなく呟こう
てなってたのが、そこに食いつく人がいるとは。
わざわざいいねを残さない理由には
別段深いものはないみたい。
おそらく、自分より関係の深い人の投稿に
感銘したりコメントを書き込んでたりするから
気づいたらいいねをつけなかった、だけ。
でもちゃんと見てくれてる
有難いことだ。


どうせみんな見てないしね~
という開き直りも時には気楽だが
サイレントに見守ってる存在もあることを
わすれないでほしい。
もちろん、あなたは今まで通りでいるべきだ。
思ったことを偽らずに発信する。
嬉しかったことだけでなく
悲しかった、怒りを感じた、大変だったことも。
目に見える形でのいいねはもちろん嬉しいが
奥ゆかしく見守ってる存在もまた
原動力になるものだ!
見られてないからこその素直な発言ほど
人を引きつけることってあるみたいだ。

経験値が少ないからこその強み?そんなものあるの?それが、あるんですよ!

自分より実力のあるプレイヤーなんて
いくらでもいる。
そりゃ誰だって、下手よりは上手い人と
共演したいものだ。
でもね、ずっとそんなふうに思ってたら
いつまで経っても何もできない。
じゃあどうすればいいの?
んなこと簡単だ。


あなただからこそ、できることをやる!
どんなに声がよくて、音がよくて
実力があって実績を積んでいても
その人にはない魅力、その人では出来ないこと
あなたにある魅力、あなただから出来ること
それを一生懸命やる!


逆に言えば、場数が少ない強みってのは
初心者目線、素人目線にそれだけ近いということだ。
玄人を唸らせるプレイはもちろん目指したい。
だけど、ステージで披露するとき
いかに素人の人に感動を与えるか
その目線を欠いてはいけない。


プレイヤーは確かに演奏する人
当然、技術力はしっかりしてないとダメだ。
でも、いざ人前で演奏するその時は
観客の心に響く演出をしなければならない。
その部分での他者目線を失ってはいけない。
だって、どんなプレイヤーだって
ステージに立ちたいって思っているんだから。
自分たちの満足感だけじゃなくて
来てくれた人達が感動してくれると
さらに楽しくならない?

レクイエム


Brad Mehldau - She's Leaving Home
彼女は行ってしまった。


彼女は行ってしまった。
遠い遠いところへ。
彼女はもうここにはいない。
とてもとても遠いところに旅立ってしまったから。


でも、彼女と出会えたこと、過ごした日々
それはかけがえのないものになった。
もう彼女なしでは生きていけない。
自分は変わった、その出会いによって。
そこから生まれた出会いももちろん
同じくらいに尊いもの。


彼女がいなければ今の自分はない。
なんでいってしまったんだい?
僕を残して。
今日は人生で一番泣いた。
その一言で察してくれ。
言わなくてもわかるだろ?
僕にはまだもう少し時間が必要だ。


この傷は一生完治しない。
でもそう思わせる存在に出会えた。
僕は幸せ者かもしれない。
分かってるよ。
だけど、頼む、今、今のほんの少しの時間だけは
そっとしておいてくれないか・・・?

父の日にはエヴァンスを


Bill Evans Trio - Rome 1979 - My Romance


父の日、今日は感情モード全開でいく。


私には父が2人いる。
実の父と育ての父。
実の父とはもう40年も音信普通だ。
どこにいるかは分かっているが
生死のほどは不明だ。


育ての父は、私が6歳の頃から。
当時、離婚歴で子供のいる母と初婚の父が結婚するのは
今よりもずっとハードルが高かった。
当然、父の母親は猛反対したが
それでも私を大学まで卒業させてくれた。
今も週に数日は働き、還暦過ぎてからはチェロを習い始めた。
50歳で一時はがんを患うも
驚異的な回復力で今は全く再発もなく元気だ。
なかなか連絡はとれないが
まあ元気でやっているらしい。


なぜか2人とも、ビル・エヴァンスに似ているのだ。
やせ型で長身、眼鏡をかけている。
性格は気難しく争いごとが嫌い。
そして細部にとてもこだわるというところも。
母は結局、こういうタイプが好きだったんだ。
でも私と母の好きなタイプは似ていない。
父のことが大好きゆえに、男性としてみたくないから。


毎年この日がくると
必ずビル・エヴァンスを聴く。
繊細な旋律、優しい音色。
多くの女性を虜にするメロディ。
今もなお愛され続けるエヴァンス
彼の晩年は薬漬けの悲惨な日々だったが
死ぬまでもて続け、大成功を収めた。
大嫌いなようで、大好き。
ビルに抱く思いはとても複雑だ。


いつか私が天国に上るときは
ビルのことを必死に探すのだろう。
父を想いながら・・・。

やっちまったな、と言うのはそろそろ辞めるかな


One Note Samba / The Tavares Quartet
文句なしに楽しい曲。
歌があってもなくても、バッチリ決まれば快感。


昨日参加したボーカルセッションももう3回目。
セッションホストとも大分打ち解け
そこにくるゲストの人にも
緊張しないで接するようになった。
平日午後という時間帯ということもあり
いつも来られる方は数人ほど
普段仕事などでたまたま来れたという方が多く
初めてお会いする方も少なくない。


少し前までは、初対面の人と合わせるだけで
ものすごく緊張していた。
だって、失敗したくないもん。
恥ずかしい思いをしたくないもん。
第一印象が大切だしさ、なんて
実に無駄な緊張とどうでもいいプライドがあった。
でもドラムの技術面での自分のミスなんて
実は誰も全く気にしていないのだ。
みんなの頭の中にあるのはただ一つ。
一曲ずつを確実に最後まで演奏しきること。
そして全体のバランスを崩さないこと。
ボーカルセッションの主役はあくまでボーカル。
曲中にピアノやベースの見せ所がきたら
そのプレイヤーがスポットライトだ。
小手先のミスに気を取られるよりも
一つの曲を全員でしっかり決めること!
ドラムの役割は目立つことでなく
着実に曲を進行させ、周りの音に気を配ること。


それだけを考えた。
今まで癖のように入れてたブレイクもやめ
シンバルをシャシャーンと頭一発入れるだけ
吹奏楽部の新入生が一学期には出来てるほどの
シンプルな技に統一した。
そしたらもう楽しくて仕方がない!
歌、ピアノ、ベース、の3色を聴きながら自分をシンクロさせる。
なんて気持ちいいんだ〜
できるじゃん、わたし〜♪


周りに目を向けると音のオーラの調整ができる。
しっかりしなきゃと力むオーラを
うまく薄めることができた。
どんなに音量を下げたって
ドラムの音が聴こえなくなることはない。
そりゃ、時には
「おっと危ない」「しまった!ちょっと出すぎた!」
もなくはないけど
すぐに抑えれば大丈夫。


だからもう、やっちまったと言うのは辞めた!
本当にやっちまったな、というのは
壊滅的なまでに演奏をぶち壊したときだけだ。
でもそんなことはあってはならないことだから
絶対しないけどね!

普段ドラム以外の楽器のプレイヤーこそドラムを叩いてみてほしい理由とは?


Michael Brecker- The Mean Time
別にこんなすごいことができなくてもいいんですよ!
ジャズドラマー現役最高峰の1人Jack Dejohnetteジャック・デジョネット


ドラムは楽しい楽器だから。
ドラムはすぐに始められる簡単な楽器だから。


ジャムセッションによくある光景が
ドラム以外の楽器を本業としているプレイヤーや
場所を提供しているマスターが
ちょっとドラムを叩かせて、ということがある。
他の人、特にいつもサックスやベース、ピアノを弾いている人が
ドラムを叩くところを見るのが私はとても楽しい。
なぜ楽しいか?


みんな、楽しそうな顔をしているから。
叩き方とかはそれぞれ、リズムも安定してなくても
なぜかそれなりに一曲通して叩いてしまうものだ。
他の楽器が下手でとてもできないから
(やってみたい気持ちはあるが)
よくできるなぁ、すごいなぁとつくづく感心してしまう。


唯一音階のないドラムは
実はもっとも取っつきやすい楽器なのではなかろうか。
楽譜が読めなくてもできるし
リズム感など感覚的なものでできる。
たとえば、ドラムしか叩けない自分が
ウッドベースをやるには
どこを押さえれば何の音が出るかを知ってなければならない。
サックスに至ってもそうだ。
呼吸の仕方と音の出し方、運指で何の音が出るか
という第一関門もある。
しかしドラムはそれがない。
見てれば叩ける、どうにかなる。
やらなきゃいけないことが圧倒的に少ないのだ。


だからみんな楽しそうなのだ。
もし私がピアノや歌をやろうものなら
あまりの下手さに泣きたくなるだろうから。
でも他のプレイヤーがドラムを叩くのを見て
一緒に演奏することがこちらもますます楽しくなる。
その場にたまたま集まった音楽好き演奏家たちが
あの名曲を楽しく演奏する
こんな素敵な共同作業ができるって幸せだ!