ジャズドラマーちぐさ~ジャズな生き方で自分を解放しよう!

ジャズドラマーちぐさ、ジャズな生き方で自分を解放する試みをしています。少し疲れた時、ジャズの名曲と共にジャズな生き方で楽になりましょう。

クリスマスの出会い頭にぶつかった面白語録

クリスマスソングの達人のディーン語録が何気に面白くて深い。

誰の人生にも二つの曲がり角がある、私の人生で一つ目はジェリー・ルイスと出逢った事、二つ目はジェリー・ルイスと決別した事だ。

独特の歌声でクリスマスソングを歌う彼は
Dean Martin。
と言っても、彼の本業は歌手ではなくメインは俳優。
この言葉の中に出てくるジェリー・ルイスはコメディアンで、偶然の出会いから即興コンビを組んだらバカウケし
その後も色々ありながら10年に渡って苦楽を共にした。

そんな相棒と出会ったこと、そして別れたことが彼にとってはとても大きなターニングポイントになった。
1人の人間との出会いって本当にいつどこであるか分からない。
歩いてて偶然声をかけてきた人だって
SNSでたまたまやり取りしてる人だって
本当、どんな影響を与えてくるか分からない。
大人になったら出会いがなくなる?
誰が決めたんだ、そんなこと!
生きてる限り出会いなんて人の数だけある。
その中には嫌ーな奴もいるだろうし
生涯かけて尊敬できる人もいるだろう。
昨日今日会ったあの人かもしれない。
明日会う人かもしれない。

しかし一方で、出会いには必ず別れがある。
その別れは思わぬ形で突然やってくるかもしれないし
恋人同士うまくいかなくて的な、必然性あるものかもしれない。
逆に、腐れ縁や嫌な上司、ムカつく部下、ウマの合わない得意先との決別など
歓迎される別れもある。
長年コンビを組んでやってきた2人が
解散しそれぞれの道を行くのは
一見すると悲しい。
でもその別れからまた新しい出会いが生まれることもある。
だから生きてることは面白いのだ。

私も今日ディーンと出会った。
クリスマスに彩られる街で
師走の忙しさに奔走しながら。
これだけ忙しくたって、誰かと出会うことは難しくはない。
寂しい寂しいとあてもなく誰かを待つなんて時間がもったいない。
たくさんの人と出会うと、面白いことはそれだけ増える。