バカで結構だ!愛すべき○○バカに捧ぐ
Ray Charles - "The Little Drummer Boy"
ここのところぶっこんでないので
火曜日という中途半端なタイミングですが言わせてください。
最近気づいた。
私は○○バカと言われる人が大好きだ。
そしてその逆で、特技や強みが見えてこない人を好きになれない。
でもね、ここでいう特技や強みって
言っとくけど全っ然、たいそうなものではない。
バカみたいに何かが好きで
バカみたいに夢中になれるものがあるということ。
そういう○○バカの集中力やエネルギーといったら半端ない。
その点プレイヤーは分かりやすい。
どのプレイヤーもその楽器を愛してる。
自分の好き、特技という軸がしっかりある。
不思議と初心者でもベテランでも
男でも女でも若者でも年配でも
日本人でも外人でも何人でも
それは共通しているのだ。
ヴォーカリストはやっぱり歌うことが大好きだし
ピアニストは鍵盤を愛でる。
管楽器プレイヤーは楽器に伊吹を与え
弦楽器プレイヤーはやさしく弦を撫でる。
そしてドラマーは、パートナーであるドラムくんとめいっぱい遊ぶ。
もちろん楽器に限らない。
自分の好き、特技、強みに対しての情熱があれば
それはその人のオーラとして身についているので見て分かる。
バカみたいにサッカーが大好きとか
人を癒すことが好きで好きで仕方がないとか
カメラ持たせたらどっか行っちゃったなんていうのとか
もう人として最高すぎる。
でも、今まで特別な努力せずにのほほんと生きてきて
ここに来て若さがなくなって焦ってきたおばさんオジサンたち
彼らにはなぜか、自分の特技や強みが見えてこない。
それどころか、自由闊達に生きる若者世代にマウンティングをしかけ
自分がバブル時代にためたぜい肉のような無駄話ばかり垂れ流す。
だから聞いてやるよ。
あなたの特技はなんですか?
あなたの好きはなんですか?
あんたの軸はどこにある?
そして、今までどうやって生きてきたんだ?てね。
今からでも遅くない。
マウンティングという猿同然の行為をやっている時間があるなら
さっさと自分の特技でもみつけてこい!