ジャズドラマーちぐさ~ジャズな生き方で自分を解放しよう!

ジャズドラマーちぐさ、ジャズな生き方で自分を解放する試みをしています。少し疲れた時、ジャズの名曲と共にジャズな生き方で楽になりましょう。

ジャズな人になって毎日楽しく幸せに生きる方法とは


Cannonball Adderley “Work Song” タモリのジャズ・スタジオ1995
日本の芸能界で最もジャズに近い人と言われるのがタモリ
早稲田大学時代にはジャズ研に所属しトランペットを吹いていた。
海外の名だたる大物とも共演し、その実力もかなりのもの。


そんな彼が、ジャズな人というのについて
向上心のない人、ということを定義している。


おっと!ここでひとーつ!
この場合の向上心がない、てのはこういうこと。

タモリにとって「ジャズな人」とは何か---70歳の『タモリ学』 - てれびのスキマより以下引用

タモリ: 誤解されちゃ困るけど、向上心がある人は、今日が明日のためにあるんだよ。向上心がない人は、今日が今日のためにあるんだよ。これがジャズの人よね。

引用ここまで


いやー、とってもシンプル!
今を、今日を、いかに集中して生きるか。
これに尽きるから。
最近でもマインドフルネスとか注目されてるけど
あれなんかもそう。
今ここで呼吸している自分に集中する。
そうすると本当不思議で、ザワザワしてた気持ちの波が一気に静まってくる。


日本人って未来志向こそ美徳という思想がある。
安定した収入を得て、老後のために貯金して。
結婚して子供を産んで育てていい教育受けさせて。
もちろんそれが全然悪いこともない。


そういう未来志向を応援するためにも
向上心を持とう、夢を持とう!
て無意識的にプロパガンダされてる。
確かにそういう目標があれば頑張れるし我慢もできる。
だって、その向こうには明るい未来があるから
て、最近までは言われてた。


それが今じゃどうだろ。
非正規雇用は増える一方、大企業は潰れるし
老後に貧乏になる人も右肩上がりだし。
今まで良しとされてきた日本式未来志向なんて
真っ向から崩されてしまってる。
将来のことをしっかり考えて
我慢して歯を食いしばって頑張ってきたのに。
本当に、ひどい仕打ちだと思う。


でもね、これで分かったことってのが
これから先のことなんて誰も分からない
てこと。
来年のこと、来月のこと、明日のことでさえも。
老後まで生きていられるかよりも
もっと近くの日に生存してるかどうかさえ分からない。


だからこそジャズな生き方がすごく楽。
執着とか固執とかいう贅肉を削ぎ落として
手放すことで肩凝りが解消する。
余計なことは考えないから
どうでもいい心配もしなくてすむものだ。


明日のことで雁字搦めになってたら
今、今日のことを考えよう。
向上心と夢は捨てて
今日使う分のお金だけ持って手ぶらで出掛けよう!
みんながジャズな人になったら
世界は今よりずっと平和になるはずだ。
Jazz is Peace!
て、今日もジャズの街の中心で人生を叫ぶ!

タモリ

タモリ