ジャズドラマーちぐさ~ジャズと私と生き方と・・・

ジャズドラマーちぐさの、大好きなジャズのことと生き方について書いてます。

普段ドラム以外の楽器のプレイヤーこそドラムを叩いてみてほしい理由とは?


Michael Brecker- The Mean Time
別にこんなすごいことができなくてもいいんですよ!
ジャズドラマー現役最高峰の1人Jack Dejohnetteジャック・デジョネット


ドラムは楽しい楽器だから。
ドラムはすぐに始められる簡単な楽器だから。


ジャムセッションによくある光景が
ドラム以外の楽器を本業としているプレイヤーや
場所を提供しているマスターが
ちょっとドラムを叩かせて、ということがある。
他の人、特にいつもサックスやベース、ピアノを弾いている人が
ドラムを叩くところを見るのが私はとても楽しい。
なぜ楽しいか?


みんな、楽しそうな顔をしているから。
叩き方とかはそれぞれ、リズムも安定してなくても
なぜかそれなりに一曲通して叩いてしまうものだ。
他の楽器が下手でとてもできないから
(やってみたい気持ちはあるが)
よくできるなぁ、すごいなぁとつくづく感心してしまう。


唯一音階のないドラムは
実はもっとも取っつきやすい楽器なのではなかろうか。
楽譜が読めなくてもできるし
リズム感など感覚的なものでできる。
たとえば、ドラムしか叩けない自分が
ウッドベースをやるには
どこを押さえれば何の音が出るかを知ってなければならない。
サックスに至ってもそうだ。
呼吸の仕方と音の出し方、運指で何の音が出るか
という第一関門もある。
しかしドラムはそれがない。
見てれば叩ける、どうにかなる。
やらなきゃいけないことが圧倒的に少ないのだ。


だからみんな楽しそうなのだ。
もし私がピアノや歌をやろうものなら
あまりの下手さに泣きたくなるだろうから。
でも他のプレイヤーがドラムを叩くのを見て
一緒に演奏することがこちらもますます楽しくなる。
その場にたまたま集まった音楽好き演奏家たちが
あの名曲を楽しく演奏する
こんな素敵な共同作業ができるって幸せだ!