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ジャズドラマーちぐさ~ジャズと私と生き方と・・・

ジャズドラマーちぐさの、大好きなジャズのことと生き方について書いてます。

あちこちそちこち、どこにでもいるグルーヴの神様

ブランフォード発言をいつまでも引っ張るのは辞めようと思っていたが
先日の記事についてのコメントの中に
少し興味を引いたものがある。

以下要約
~日本人のジャズは、がーっと来てザッパーンと弾けて、スーと引いていく。
例えて言えば海の波のようなノリ。
しかし、グルーブというのは
沸騰する前のプツプツ言っている状態を
ずっと同じように持続することだ~

もしFacebookに「それな!」ボタンがあったら100連打してしまいそうだった。
そこに来てダメ押しのように見てしまった。
12月9日放送のNHKあさいちに出演していた
トランペッター、黒田卓也氏。

インタビューを交えながら二曲生演奏をした。
一つは季節に合わせてクリスマスソングの
Santa Claus' coming to town
もう一つが自身のオリジナル曲
RSBD。

「スタンディングで聴くジャズ」を打ち出してる彼らしい。ファンキーフュージョンな今時テイスト、そこにくるグルーヴ…

…いや、違う。
これは、グルーヴというのではないのかもしれない。
なぜなら、グルーヴには抑揚はあってはならないから。
あくまで同じ調子をキープするものなのだ。
グルーヴというよりは、ダイナミズムだろう。

だとしたら、じゃあ今まで思ってたグルーヴって…?
気になって調べてみたら
「ある種の高揚感を指す言葉であるが、具体的な定義は決まっていない」Wikipediaより
…定義がないて、どういうことなの?
もう少し読み進めて行って見つけた。

グルーヴとは、主にリズム隊(ベース、ドラム)を対象とした、ノリの概念であり、ジャンルによって感じるグルーヴはそれぞれ異なる。
つまりこういうことか。
ジャズのグルーヴ、ファンクのグルーヴ、ロックのグルーヴ、ブルースのグルーヴ、みんなそれぞれ違う。
極端な話、演歌や各国民謡、日本の童謡にもグルーヴはある。
ジャズにはジャズのグルーヴ
ブルースにはブルースのグルーヴ
ソーラン節にはソーランのグルーヴ
というように、それぞれあるのだ、と。
ちなみにドラム観点から言うと
リズムの基本4分の4拍子基準、2拍、4拍にスネアとして
スネアのタイミングがインテンポ、早目、遅めで分けてみたら

インテンポ=ボサノバ、童謡、ポップス、歌謡曲フュージョンなど。一般に受け入れられやすい音楽に多い。阿波踊りやエイサーもこれ。
早目=ジャズ、ファンク、サンバ、中南米やアフリカの民族音楽、ロシアのコサックなど各国民謡に見られる。疾走感のある曲に見られる。ソーラン節はこれ。俗に言う前ノリ。
遅め=ブルース、演歌、バラードなどスローテンポ系統。ただし一部のジャズやロックなどで、ブルーステイストのあるものはその傾向が見られる。俗に言う後ノリ。

黒田氏の音楽はそう考えるとやや早目のインテンポ、となるだろう。
しかしそこにグルーヴを感じたのは確かだ。
もしかしたら、グルーヴはジャンルというよりは、一つずつの曲という小さな単位の中にあるのだろう。
神道社会にいる私たち、身の回りの至るところに神様がいるというが
それに似ているスピリットみたいなものだ。

朝イチでの演奏曲、RSBD収録↓

最新アルバム↓

個人的好み(笑)↓