ジャズドラマーちぐさ~ジャズと私と生き方と・・・

ジャズドラマーちぐさの、大好きなジャズのことと生き方について書いてます。

笑顔がデフォルト。全世界を元気にする長寿国日本のジャズマン

笑顔がデフォルト。全世界を元気にする長寿国日本のジャズマン。

ジャズの本場はアメリカだ。
しかし、何もアメリカ人だけでない。
ヨーロッパにも素晴らしいジャズマンは何人もいる。
そして何も欧米だけにとどまらない。
この日本には、世界に誇れるジャズマンが何人かいる。
その中でも突出した存在が、なべサダこと
渡辺貞夫氏。

1933年栃木県宇都宮市生まれの83歳。
薩摩琵琶奏者の父を持つ音楽血筋。
その活動は未だ衰え知らず
国内外でも精力的に行う。
80歳を超えてもなおネパールに行ったり日本のテレビ番組にも積極的に出演するなど
とにかく、本当に80過ぎ?というくらい元気だ。
もはや日本のソニー・ロリンズと言っても過言ではない。

なべサダさんの元気の秘訣は、抜群の行動力と好奇心だ。
若い頃より彼は既存のジャズ界だけにとどまらない。高校を卒業しすぐ上京
銀座のクラブで演奏を始め、秋吉敏子との活動期間を経てリーダーとなる。

29歳でバークリーに留学し帰国後はボサノバにも興味を示す。

その流れはフュージョン音楽での成功も収め

さらにはもっと発展してアフリカの民族音楽にまで幅を広げる。

国内外でも多くの賞を受賞しただけでなく
青少年やいわゆるマイノリティと呼ばれる人たちのためにも
音楽で世界を楽しく、生活を高める活動にも大いに貢献した。

どんな仕事にも果敢に挑戦し、それでいて辛そうな表情は微塵もない。
彼の顔写真をみてて思うが、若い頃から
優しい目で微笑む表情が印象的だ。
ジャズマンという職業には営業スマイルは必要ないのに彼はなぜか、いつでも無理のない笑顔を浮かべている。

超がつくほど高齢化してる日本
しかもその前途は残念ながら明るくはない。
長く生きられることは本来幸せなはずなのに
なぜみんな、そんなに長く生きたくないというのか?
日本人がなぜこんなに長く生きていられるのかは
単に医療の進歩だけではない。
日本人は、長生きの才能があるのだ。
しかし、長寿ゆえの悩み、介護など
特有の問題があることも否めない。

ちなみに私は長生きしたい派だ。
平均寿命のようやく半分くらいの今
まだまだやりたいことは山ほどある。
それをやりきったーと言えるまでは死にたくないし
死んでも死にきれないだろう。
おばあちゃん、いや、ひいおばあちゃんと言われる年齢まで生きて、変わらずドラムを叩いていたい。
死んだらそれで終わり。苦しみからも逃げられるが
楽しみからもお別れしなければならない。

最終目標は、なべサダさんのように
年齢を超えてもなお、ずっと精力的に活動していたい。
ジャズドラムを叩くおばあちゃんこそが
自分の夢の形でもあるから。

今の日本は、全ての世代で元気がない。
そんな時、なべサダの笑顔と行動力を思う。
還暦前であれこれ詰んだと勝手な解釈はしないでほしい。
もっといえば、なべサダ式行動学こそが、介護や病気の予防に効果的なのだろう。