ジャズドラマーちぐさ~ジャズな生き方で自分を解放しよう!

ジャズドラマーちぐさ、ジャズな生き方で自分を解放する試みをしています。少し疲れた時、ジャズの名曲と共にジャズな生き方で楽になりましょう。

ブルーなんだけど、どうしても頑張らないといけない!そんな時に聴きたくなる一曲


ラプソディ イン ブルー
この曲、どこかで耳にしたことありませんか?

今日はブルーな案件がある
今日は苦手な人に会わなきゃいけない
今日は気乗りしないけど休めない用事がある

そんな時にこれを聴いて
ちょっとだけ頭を覚醒させてみる。

色心理学でのブルーは
冷静さ、落ち着き、平穏を象徴するが
裏の意味には、憂鬱、軽い落ち込み、静けさもある。
人間だから誰でも気分の波はあるし
まして憂鬱な問題抱えてたら
誰だって気持ちを上げるのは難しい。
でも、生きていくためには
多少苦手なこと、辛いことがあっても
頑張らないといけない局面にぶつかる。

今はフェーズ(phase)ブルー
つまり、憂鬱な気分になる段階にいる。
phaseブラックになる前に
あと少しだけ踏ん張ってみたら
phaseオレンジな明るい時間が待っている。
頑張りすぎもダメだけど逃げすぎもダメ。
と、弱っちい自分に言い聞かせてもいる。

ところでこの曲は、一見ジャズっぽくない。
ここからはちょっと専門的になるが

ジャンルとしてはクラシックとも言えるけど
ジャズに特有の、ブルーノートスケールという
特殊な音階を使ってる。
モーツァルトベートーヴェン
学校で習うドレミファ音階だけど
ジャズでやる音階は
ド - レ - ミ♭ - ファ - ソ♭ - ラ♭♭ - シ♭ - ド
とだいぶ違う。
この曲には、その要素が盛りだくさんだ。

ラプソディー イン ブルーというタイトルは
ブルーノートスケールをふんだんに盛り込んだ
自由奔放な狂詩曲(ラプソディー)という意味なのだ。

Mr. Childrenが好きな人に勧めたいジャズを考えてみた!

2月最後の日の本日
ある人のために、頼まれてもないのに
一所懸命ジャズサウンドを探している。

当初はその人の生まれた日に発表された
ジャズを探そうと躍起になっていたが
残念ながらジャズで調べたところ見つからなかった。

苦し紛れに検索を重ねていたら、見つけた。


Led Zeppelin Live Bootleg Baton Rouge,La 2-28-75 Rampaging Cajun Disk 1 disk 1

ジャズではないけど
まさにその人が生まれたその時に行われたライブアルバムだ。
で、さっそく聴いてみよう!と思ったら
なんと・・・。
著作権上の問題で、再生することができない!

ショックだ。
著作権、大事なのは理解しているが
この時ばかりは、もーーーーー、著作権のバカヤローーー!
と心の中で叫んでしまった。

仕方がない。気を取り直して再チャレンジした。
ちなみにその方はミスチルことMr.Childrenの大ファンだ。
あれだけの大物アーティストなのだから
どこかで必ずジャズとつながる!

そう信じて探し続けた結果・・・。
彼らの名曲「シーソーゲーム」がなんと!
エルビス・コステロの影響を
色濃く受けて生み出されたという!
コステロといえば、そう。
彼の妻は、ジャズ歌姫の中でも女王様級のあの人。
ダイアナ・クラールだ。
もはや現代ジャズにはなくてはならない存在の彼女。
多くのジャズファンが入門者におススメしてる
あの歌姫が、ミスチルとつながった!

ツェッペリンのことは残念だけど
それがあったからこそ得たつながり。
今夜は、日本のロックアーティストと
ジャズの架け橋となった大人の歌声をお聞きください。
どこかで耳にしたことがある歌があるかも?


Paul McCartney, Diana Krall - We Three (My Echo, My Shadow and Me) 2012 Live rec.ポール・マッカートニーとコラボしてます


Diana Krall - Fly me to the moon


Diana Krall _ Besame Mucho


Diana Krall - Look Of Love (Live In Paris)


Diana Krall - Cry Me A River (Live In Paris)


Diana Krall - The Girl From Ipanema

伝道師が、あえて初心に返りおススメをみんなに聞いた日

無謀にもジャズのプレゼンを明日することになった。
しかも対象となるのは、ジャズの白地世帯。
リスナーのように、土台のある人相手より手ごわい。
そういう人たちにはより分かりやすく伝えないとならない。

そこで、初心に返り、あえてジャズ友に聞いてみた。
ずばり、おススメのジャズ教えてください、と。
もう30年以上も聴いてきてなんだか照れくさい。
今更、おすすめ教えてなんて、初心者じゃあるまいし。
まして、これからジャズを広めていく人間が・・・。

幸い、みんなとても親切に教えてくれた。
しかし、幾分苦労されたようだ。
なぜかというと、私の出したおススメの条件が厳しかったからだ。
こういう内容で問うてみた。
条件
1. 曲の長さは3分間、またはそれ以下
(プレゼンは3分で強制終了になります)
2. テーマが
ジャズを知らない人に向けてジャズの世界の敷居を下げ
分かりやすく伝える内容。
3. 洋の東西、男女、新旧、老若、一切不問
4. 出来ればインスト、編成はトリオからセクステットくらい。
声とホーンは控えめ希望。
(あくまでBGMとして使うので)

ものすごい縛りである。
3分以内なんて、ただでさえ少数派なのに
(ちなみにジャズは1曲が長い傾向にあり
雑な統計だと平均は大体6~7分といったところ)
プラス、歌なし、管楽器控えめ
マニアックすぎない内容でときてるから
漠然とおススメするより難儀だ。

でもなぜそんなことをしたのか?
他者目線をより意識しなければならないから。
下手に知識があると独善的な判断になりがちだが
そんなときに一旦頭の中をリセットしてみる。
そうして自分の意見を一時的に無にしてみると
違った意見や考えがスポンジのように吸収されて
頭がクリアになってくる。

そんなさなかに集まった、3分ジャズの曲たち
ライトにさっぱりと、聴けます。

Like someone in Love - アーマド・ジャマル

Ahmad Jamal Trio - Like Someone In Love

I should care - バド・パウエル

Bud Powell Trio - I Should Care

Birth of Cool - マイルス・デイヴィス

Move-Birth of the Cool

Bossa Nova USA - デイヴ・ブルーベック

Dave Brubeck - Bossa Nova U.S.A.

Ricado Bossa Nova - The Gift

Eydie Gorme The Gift (Recado Bossa Nova)

The Wave - アントニオ・カルロス・ジョビン

Antonio Carlos Jobim - Wave 1967

Say it - ジョン・コルトレーン

john coltrane say it

Tea for Two - ビバリー・ケニー

Tea For Two ~ Beverly Kenney

ピコ太郎がもしもジャズ界に進出したら・・・

f:id:chigsajazzy:20170223130213j:plain

今人気のPPAPのピコ太郎が
ジャズのアーティストと共演したら?
なんていう、実におかしなもしも話。

しかし、このバカげたお題に対して
なんと20名ものアーティストの名が出てきた。
こんなことを考える自分もだが
答える方も答えるほうである(笑)。
類は友を呼ぶ、ということだが。

その中にはご存命の方もいらっしゃれば
天国でディグってるレジェンドもいる。
今回、その中で、幾分実現の可能性のありそうな
ご健在中の人を紹介しよう。

中でも、複数票が集まった
人気のお二人がこちら

坂田明
ハービー・ハンコック

目下一番実現可能性の高い
タモリ

他、音楽的に近い枠
チック・コリア
ジャン・ミシェルジャール

顔面枠
キース・ジャレット

本当なら20名全員紹介したいところなのですが
諸事情があるので(画像貼り付けるのが大変なので)
6名に選ばせていただきました。
あ、最後にとびりき素敵なものを貼り付けておきますね。

坂田明 ー サマータイム

Akira Sakata 坂田明 - Summertime

ハービー・ハンコック - Rock It

Herbie Hancock - Rockit

タモリ - Night in Tunisia

タモリ倶楽部 タモリ  MJQ ミルトジャクソン jazz 音楽 音楽産業 音楽朝 音楽命

チック・コリア - スペイン

Chick Corea and Return to Forever - Spain

ジャン・ミシェルジャール - Chant Magnetics

jean michel jarre - chants magnetiques

キース・ジャレット - 虹の向こうに

Keith Jarrett - Somewhere Over the Rainbow

ピコ太郎 - !!!!

PPAPをJAZZアレンジで歌ってみた!PPAP JAZZバージョン (Cover by ヤマシタ カツヒロ)

なぜわざわざバカみたいなお題投稿ばかり発信し続けるのか?

他者目線をもっと知りたいから。

いやね、こんな方法をとらなくても
他者目線を身に着ける方法なんていくらでもあります。
相手の話にとかく耳を傾ける。
これなんかは、普段のライスワークでも十分可能です。
でも、それじゃあ疲れてしまいます。
ぶっちゃけ、多くの我ら一般人にとって
今してるライスワークは決して
自ら好きで好きで飛び込んだわけではないから
(注釈※ライフワークとは一字違うだけで似て非なるもの。
ライスワークはあくまで、毎日ご飯を食べていくなど
必要最低限生活するためにしなければならない仕事。
ライスとライフが完全に一致してる人って実際少ないでしょ?)

だから、どうせなら自分のやりたい方向性
自分に合った方法で、他者目線を知りたい
と思った次第なのです。
たまたま私の場合は、相手の隠れたユーモア精神から知りたかった。
一方的に話を聞くだけではなくて
どうせなら笑いながら相手を知りたいから。
だから毎日、ジャズ好き同士にしょーもないお題を投げかける。

昨日投稿した実にくだらないお題
f:id:chigsajazzy:20170220214400j:plain
この人何してるの? 
またこういうボケた投稿をしたところ
ユーモア精神たっぷりのジャズ仲間たちが
面白いことを言ってくれた。
 
纏めると…
朝起きて納豆食べて、職場の美容室で今日もお客様相手に髪を切る。
時には頭に棒を刺すマジックとジャグリングディアボロ
みんなを楽しませる、なかなかお調子者。
お腹がすいて外に出ると、ラーメン屋の匂いに涎が垂れて
誘惑に負けてランチにはラーメンを食べた。
午後からの勤務でも相変わらず皆を楽しませ
話題のPPAPで笑わせる。
オヤツに金太郎飴を食べたのはいいが
甘い香りに誘われてハエが一匹やって来たので、華麗に撃退!
夕方からはもう一つの仕事、交通整理を控えてる。
そのためにゴーヤチャンプルを作って
マムシドリンクでエネルギーチャージ!
トニー谷のパワーにつかれて何とか乗り切ったが
やはり働き過ぎて心がロストしてしまい、寝落ちしてしまった。

…我ながら無茶ブリな纏め方だが
ここに出てるのが、昨日集まったボケの全部だ。
ただドラムを叩いてる画像一つに
これだけの想像力(妄想力?)がつく。

自分が全く思いつかないことを人は考える。
くだらない話題の中でも
そういう他者目線を垣間見ることができるものだ。

ところで、色々突っ込まれたこのかっこいいドラマー
彼の名は、ブライアン・ブレイド
1970年生まれの現役中堅プレイヤー。
50代に入ってようやくベテランになるかどうかの今のジャズ界で
ただいま人気のイケメンサックス奏者、ジョシュア・レッドマン
同じく甘いマスク系のイケメンピアニスト
ブラッド・メルドーなど
今を輝くジャズマンたちからの信頼厚いドラマー。
ご自身もまた、ドラム奏者でありながら
リーダー作も発表してます。

繊細でテクニカルなドラムフレーズを生み出す。
そんな作品を紹介します。

Days of Wine and Roses

Days of Wine and Roses

Cat Battles

Cat Battles

Countdown

Countdown

Tragedy

Tragedy

Lifeline

Lifeline

一曲通して聴きたいときはこちら

Mark Turner - Days of Wine and Roses

Joshua Redman (Cat Battles)

Brad Mehldau - Countdown

Norah Jones - Tragedy (Audio)

The Brian Blade Fellowship - Lifeline

アルバムで聴きたい方はこちら



番外編※ジャズミュージシャンとかさこ塾の意外な共通点とは?

みんな強烈な個性と強みを持った一匹狼であること。

 

ジャズミュージシャンの活動は基本的にフリーだ。
ビル・エヴァンス、ハービー・ハンコック、上原ひろみ渡辺貞夫
多くのミュージシャンは自分の名前をブランディングしてくる。
もしグループやユニットで作品を出したとしても
マイルス・デイビスカルテットとか
アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズといったように
自分の名前プラスグループ名だ。
活動基準はあくまで1人の名前を持った存在として
そういう中で、そのとき作りたい作品、やりたいライブによって
いろんな一匹狼の中から適宜合った人と仕事をする。

 

かさこ塾もそう。
塾長のかさこ氏はいわゆるカメライターとして
カメラマン兼ライターという肩書きを持つ。
その彼の元に集まる人たちもこれまたすごい。
大半の人がフリーで活動する。
その職業もバラエティ豊か過ぎる。
スピリチュアル、カメラマン、漫画家などから
古典芸能研究者、オモシロ消防訓練屋
フリースタイルフットボーラーといった変わり種まで
(それを言ってしまえば私も変種だが)。
みんなそれぞれの技術を持ち
時には誰かとコラボしながら活発に動いている。
カメラマンがカウンセラーの新事業立ち上げのために
その人のプロフィール写真を撮影する。
コンサルタントがヒーラーさんのイベント開催のために
相談にのり適切なアドバイスをする。

 

そういう働き方をしている点で
ジャズミュージシャンとかさこ塾の人たちはよく似ている。
共に独立したフリーな存在
誰からも縛られず
臨機応変に動きまわる。f:id:chigsajazzy:20170216124927j:image

もはや日本式雇用体系は崩れつつあり
少なくとも復活は見込まれない。
社会的にも、社蓄を脱却して
強みを生かした副業を推薦している。
これが本当の意味での一億総活躍社会だ。
個人だけでなく、企業にとってもメリットだ。
1人の人間の生活を支える負担を減らしながら
その人の輝ける何かを応援できるのだから。

英語のジャズをあえて日本語にしたら実に面白い件

日本人あるある。
英語でそのまま聞いてると
特に違和感のない言葉を改めて日本語にしてみると
なんだか間抜けだったり面白かったり。
大ヒットした洋画などは多少原題と違っていても
それなりにかっこよく整えられているものだ。
そうでもしないと見向きもされないから。
しかしそうなっていないものを
わざわざ日本語に直訳すると
なんか違う、こんなんじゃないよ
とくすっとなるなんてよくある。

そういうことを踏まえたうえでの
Facebookでの今日のお題はこちら

あ、勘のいい人ならお気づきですね。
ジャズ喫茶ちぐさでのショット。

本来は、タイトルをそのまま日本語にしたものを
ということだったのですが
どうもそのようになったものは意外と少なく。
そのかわり、おそろしく意訳された
妄想系な内容のもあってなかなか面白かった。
なお、コメントは読者さんからのものになります。
やはりジャズを愛する人たちはユーモアも愛する。

今日投稿された中から
今回は個人的にぷぷっと笑ってしまったものを。

サムディ マイ プリンス ウィル カム
(どこかに金持ちのいいイケメンいないか~と妄想中)

Singin' in the rain
(雨の中の詩吟)

Singin' In the Rain

Singin' In the Rain

Spring is here
(バネはここよ~)

Spring Is Here

Spring Is Here

Yardbird suite
(ニワトリ組曲)

Yardbird Suite

Yardbird Suite

My Funny Valentain
(義理もゼロかよ orz)

My Funny Valentine

My Funny Valentine

一曲通して聴きたい場合はこちら

Miles Davis: Someday My Prince Will Come

Toki Asako - Singin' in the rain, 토키 아사코 - Singin' in the rain, For You 20060330

Bill Evans Trio - Spring Is Here

Charlie "Bird" Parker - Yardbird Suite

Chet Baker - My Funny Valentine

アルバムで聴きたい方はこちら